Aplicativos web デザインツール 読了目安 約3分

カラーコントラストチェッカー|文字色と背景色の読みやすさをWCAG基準で判定

薄いグレーの文字はおしゃれに見えますが、屋外のスマホ画面や年配の方にはとても読みにくいことがあります。色の組み合わせが読みやすいかどうかを、数字で確かめられるツールです。

コントラストチェッカー

コントラスト比-
AA 通常の文字(4.5以上)-
AA 大きな文字(3以上)-
AAA 通常の文字(7以上)-
AAA 大きな文字(4.5以上)-

大きな見出しの見え方

本文の文字の見え方です。長い文章を読むときは、見出しより高いコントラストが必要になります。

小さな注釈やキャプションの見え方

コントラスト比とは

コントラスト比は、2つの色の「明るさの差」を1〜21の数字で表したものです。同じ色同士なら1、白と黒の組み合わせなら最大の21になります。数字が大きいほど、文字が背景からくっきり浮かび上がって読みやすくなります。

この計算方法は、Webのアクセシビリティ(使いやすさ)に関する国際的なガイドライン「WCAG」で定められています。単純に色の数値を比べるのではなく、人の目が緑を明るく、青を暗く感じる性質を反映した「相対輝度」を使って計算するのが特徴です。

判定基準の読み方

レベル通常の文字大きな文字位置づけ
AA4.5 : 1 以上3 : 1 以上多くのサイトが目標にする標準的な基準
AAA7 : 1 以上4.5 : 1 以上より多くの人に読みやすい、厳しめの基準

「大きな文字」とは、おおむね24px以上の文字、または約18.7px以上の太字を指します。見出しは本文より大きく太いため、少しコントラストが低くても読めるという考え方です。反対に、小さな注釈やボタンの中の文字ほど、しっかりしたコントラストが必要になります。

使い方

  1. 「文字色」と「背景色」を、カラーピッカーで選ぶか、#1f2937 のような16進数で入力します。
  2. コントラスト比と、各基準の合否が自動で表示されます。下のプレビューで実際の見え方も確認できます。
  3. 基準を満たしていない場合は「AAを満たす文字色を提案」を押すと、今の色味をできるだけ保ったまま、明るさだけを調整した文字色を提案します。

提案機能は、色相(赤っぽい、青っぽいなどの色味)と彩度はそのままに、明るさを少しずつ変えて基準に届く色を探しています。ブランドカラーの雰囲気を残しながら読みやすさを上げたいときに便利です。

よくある「読みにくい配色」

  • 白背景に薄いグレーの文字:#999999 の文字は、白背景ではコントラスト比が約2.8で、AAの基準に届きません。白背景でAAを満たすには #767676 以上、AAAを満たすには #595959 以上の濃さが目安です。
  • 鮮やかな色同士の組み合わせ:赤地に緑の文字などは、色相が違っても明るさが近いと読みにくくなります。色覚の特性によっては区別そのものが難しくなります。
  • 写真の上に置いた文字:背景の明るさが場所によって変わるため、一部だけ読めなくなりがちです。文字の下に半透明の帯を敷くと安定します。
  • ボタンの白文字:明るいオレンジや水色のボタンに白文字を乗せると、基準を満たさないことが多い組み合わせです。

数字だけに頼らないことも大切

コントラスト比は便利な目安ですが、これだけで読みやすさが決まるわけではありません。文字の太さ、行間、フォントの種類、画面の明るさによっても見え方は変わります。極端に細いフォントは、基準を満たしていても読みにくいことがあります。

また、色だけで情報を伝えない工夫も必要です。「赤字の項目は必須です」のように色だけで区別すると、色の見分けが難しい人には伝わりません。アイコンや「必須」という文字を添えると、誰にとっても分かりやすくなります。

このツールで計算した値は、WCAG 2.xの計算式に基づいています。より新しい評価方法も検討されていますが、現時点ではWCAG 2.xの基準が広く使われているため、まずはAAを満たすことを目標にするのがおすすめです。